

脳梗塞のリハビリ

脳梗塞の後遺症のリハビリテーションは、自己流で行わず、専門家の指示を聞いて行うようにしましょう。自宅で行うときは一人で行わず、家族など誰かがそばについていて行いましょう。患者がリハビリを継続していく為には患者の家族によるサポートが重要です。結果がすぐに現れるものではありませんが、根気よく時間をかけて後遺症の改善を目指しましょう。
リハビリの流れ
急性期 | 早期のリハビリは、機能回復を妨げないように行うもので、できるだけ寝たきりにならないようにするのが目的です。病状が安定し次第、急性期のリハビリテーションが行われます。体の向きを変えたり、麻痺している手足の関節を動かしすなどのリハビリテーションが行われます。 |
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回復期 | 身体機能の回復が著しい時期に行われるリハビリテーションです。最初はベッドから身を起こすことから始めます。一人で起き上がれるようになったら、歩行訓練が始まります。手の訓練(食事や洗面、字を書くことなど)のリハビリテーションも行われます。 |
維持期 | 社会復帰を目指した生活支援のリハビリテーションが中心になります。退院してからも引き続きリハビリテーションを行う時期です。 |
